小径精密引抜鋼管(構造用鋼管・配管用鋼管)、異形伝熱管、二重管式熱交換器の製作

熱交換器:西山製作所

多葉状伝熱管を用いた熱交換器

左:多葉状伝熱管を用いた二重管式
  熱交換器

右:キャピラリーチューブ抱合伝熱管

熱交換器において、小型で2流体を熱交換するには、円管を使用した二重管式やプレート式の熱交換器が一般的です。しかし、円形状の伝熱管を用いた二重管式熱交換器の場合、熱伝達量を増加させるには管の延長や径の拡大による流路断面増加の必要があり、大型化や効率低下を免れません。
そこで当社では、独自の形状を持ち、従来の二重管の伝熱効果を遥かに上回る 「多葉状伝熱管」 を用いた二重管式熱交換器を新たに開発。
また、「多葉状伝熱管」を応用させ「キャピラリーチューブ抱合伝熱管」を開発。高効率・省エネルギー化に貢献する新たな熱交換器を実用化させました。

多葉状伝熱管を用いた二重管式熱交換器

二重管式熱交換器
従来品と開発品 二重管の内管を多葉形状にすることで、流路断面を増加させることなく、外側を流れる流体との接触(伝熱)面積を大幅増。
これにより、熱交換器の熱交換効率を従来の2倍以上に向上させました。


多葉状伝熱管の特徴 - 熱交換器

二重管式熱交換器の多様な断面 二重管式熱交換器の伝熱面積および性能比較
二重管式熱交換器 端部
  • 円管に比べ伝熱面積が大きいため、小型・軽量化することが可能です。
  • 引抜加工法により多種多様な断面形状の管に成形することができ、また細径、肉薄も可能です。
  • 両端が円管のため、配管のための接続が容易です。

耐食性に優れた二重管熱交換器の開発

新開発品

この度、ステンレス鋼や銅合金を材料とした、従来よりも耐食性に優れた製品を開発・実用化しました。
高耐食性を持った伝熱管をお探しのお客様に提案させて頂いております。

  • ステンレス鋼(SUS304、SUSU316)や銅合金(キュプロニッケルC7060)を使用。
    優れた耐食性を持ちます。
  • ステンレス鋼は、銅では対応できない高温条件に使用することが可能です。
  • 銅合金は、今まで使用することが出来なかった海水及び淡水に使用することが可能です。

伝熱管の導入事例 - 熱交換器

製品例
  1. 自然冷媒給湯(エコキュート)用追い焚き二重管熱交換器
  2. ガス追い焚き二重管熱交換器
  3. コジェネ用排ガス回収熱交用伝熱管および電力回収熱交換器
  4. シェル&チューブ型熱交換器(多管式)用熱交換器
  5. 乗用ディーゼル・ガソリンエンジン用EGRクーラー冷却フィン

キャピラリーチューブ抱合伝熱管を用いた熱交換器

キャピラリーチューブ抱合伝熱管の断面
キャピラリーチューブ抱合伝熱管 端部
  1. キャピラリーチューブの接合は、かしめ方式を採用することで、ろう材等の異種金属を不要としています。
    そのため素材は100%リサイクル可能であり、環境負荷を低く抑えることが可能です。
  2. 曲げ加工性に優れているため、多様な形状にすることができ、熱交換器の柔軟な配管が可能です。

伝熱管の導入事例 - 熱交換器

製品例
  1. 自然冷媒給湯(エコキュート)用熱交換器
  2. 超低温フリーザー
    キャピラリーチューブ抱合伝熱管を超低温フリーザーに搭載。
    冷蔵庫内の壁面に収納可能のため、庫内有効スペースの拡大が実現しました。