伝熱管・熱交換器Heat Transfer Pipes・Heat Exchanger
西山の熱交換器。伝熱性能を高める“技術”があります。
弊社では従来の二重管の伝熱効果を遥かに上回る、「多葉状伝熱管」を用いた二重管式熱交換器を開発。また、「多葉状伝熱管」を応用させ「キャピラリーチューブ抱合伝熱管」を開発。高効率・省エネルギー化に貢献する新たな熱交換器を実用化させ、様々な分野で採用されております。
西山の熱交換器
多葉状伝熱管を用いた二重管式熱交換器
熱交換効率は従来の2倍以上に。
二重管の内管を多葉形状にすることで、流路断面を増加させずに外側と内側を流れる流体同士の接触(伝熱)面積を大幅に増やし、熱交換効率を従来以上に向上させました。
3つの特長
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小型・軽量
円管に比べ伝熱面積が大きいため、小型・軽量化することが可能です。
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多種多様な形状
引抜加工法により多種多様な断面形状の管に成形することができ、また細径、肉薄も可能です。
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接続が容易
両端が円管のため、配管のための接続が容易です。
- 製品採用例:
- 給湯用追いだき熱交換器、CO2冷媒用高耐圧向け熱交換器、圧縮器用S&T式熱交換器、排熱回収用伝熱管など
西山の技術
耐食性に優れた伝熱管を開発しました。
銅合金やステンレス鋼、アルミニウム合金でも多葉状伝熱管、高効率熱交換器を製作可能です。お客様の耐食性、耐熱性、軽量化などのご要望にお応え致します(製作可能サイズは、別途御相談下さい)。
3つの強み
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高耐食性
ステンレス鋼(SUS304、SUS316)や銅合金(キュプロニッケルC7060)使用。優れた耐食性を持ちます。
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高温への耐久性
ステンレス鋼は、銅では対応できない高温条件に使用することが可能です。
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海水・淡水にも
銅合金は、今まで使用することが出来なかった海水及び淡水に使用することが可能です。
キャピラリーチューブ抱合伝熱管
曲げ加工性に優れ、柔軟な配管を実現。
曲げ加工に優れているため多様な形状にすることができます。代替フロン、CO2冷媒にも対応可能です。
2つの特長
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100%
リサイクル
可能キャピラリーチューブの接合に、かしめ方式を採用することで、ろう材等の異種金属を不要としています。そのため、素材は100%リサイクル可能であり、環境負荷を軽減することが可能です。
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柔軟な配管
にも対応曲げ加工性に優れているため、多様な形状にすることができ、熱交換器の柔軟な配管が可能です。
キャピラリーチューブ抱合伝熱管 接合は、かしめ方式を採用。ろう材等の異種金属を用いておらず100%リサイクル可能で、環境負荷を低く抑えることができます。
- 製品採用例:
- 家庭用給湯器向け水熱交換器、業務用給湯器向け水熱交換器など